期待値を計算すればどちらがお得か自明なのに、
その論理的思考に逆らって感覚で選んでしまう・・・
人は度し難いものだな。
人はなぜ「100%」に惹かれるのか? 行動経済学の「確実性効果」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00010002-manetatsun-bus_all
<ケース1>
いまここに、15万円を確実に受け取ることができるカード(1)と、
80%の確率で20万円・20%の確率で0円となるカード(2)があったとします。
あなたなら、どちらのカードを引くでしょうか?
たぶん、多くの人がカード(1)を選ぶと思います。
なぜなら、“確実”に15万円を手にできるからです。
<ケース2>
では、次に、5%の確率で15万円受け取れるカード(3)と、
4%の確率で20万円受け取ることができるカード(4)の場合は、
どうでしょうか?
私の経験上、この場合(4)を選ぶ人が大半です。
その理由の多くは、
「4%と5%程度の確率の違いなら、5万円多くもらえたほうがよいから」といったものです。
しかし、実はこの2つのケースの選択方法には、矛盾があります。