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小児科の先生が、小学校5年生の子供達を診断して、
扁桃腺除去の手術をうけるべきかアドバイスすることになりました。

教えてGoo: 扁桃腺切除手術のメリットとデメリットとは?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/692202.html

 

田中先生は、400人の子供のうち、45%の子供(180人)に
手術を進めました。

次に、手術を勧められた子供180人は、鈴木先生の診察を受けました。
そうすると、鈴木先生は180人中、83人に手術をすすめました。

そして、手術を勧められた子供81人は、山田先生の診察を受けました。
そうすると、山田先生は83人中、37人の子供に手術を進めました。

 

実は、これは本当に、アメリカ小児保健研究会の調査で明らかになった事実らしい。
先生たちは、そんなにいいかげんなのだろうか?

除去手術が必要な人数の比率を計算すると、ほぼ45%前後になることがわかります。

つまり、先生たちは、45%くらいの人は、扁桃腺を除去した方がいいという
数字によって判断していたことがわかります。

これが「アンカリング効果」です。

船はイカリ(アンカー)を下ろすと、その周辺でしか動けなくなります。
そこから、最初に印象に残った数字が、その後の判断に影響を及ぼすという
ことを、「アンカリング効果」と言います。

 

資格の予備校で、筆記試験の採点をしていたときは
どうしてもアンカリング効果が働きます。
多い日には、一日100枚もの答案を採点していました。
採点する前には、自分で問題を解いて、どれくらいの平均になりそうか予想します。
(ケースによっては、予め、予想平均点が予備校から提示されることもありました)

これは、難しい。 40点超える人がいないんじゃないか!と思うと、
採点していても、20点台とか 30点台が並んでしまいます。

診断士の2次試験は、相対的な評価で合格が決まるので、
自分の中で基準が明確であればいいのですが、
採点講師間で、自分なりのアンカリングがずれていて、
大きな差がついてしまうこともあります。(それは困りますね)

(本試験は、そんなことがないと信じたいですね(^^;)

 

 

 

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