行動経済学

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1man

1万円がいつも1万円とは限らない


物価は上がったり下がったりするので、
時代によって1万円の価値は変わります。

でも、日常の中でも非合理がたくさんあります。

同じ日でも1万円の価値は個人により状況により変わってくるのではないでしょうか?
例えばこんなケース。

歌舞伎座が新装開店しました。伝統的な趣を残しつつも、
新しい舞台で役者さんたちも気合が入ってるころでしょう。そんな中、
①1月前に、1万円を払って購入したプラチナチケット。
当日、歌舞伎座に行くと、なんとチケットが見つかりません。
幸いにも、当日券が販売されています。
再度購入して、観劇しますか?

 

②当日、歌舞伎を見に行こうと思い、空席を書くにすると、
あるようでした。ウキウキと歌舞伎座に向かいましたが、
途中で財布を落としたことに気づきました。
財布に1万円入っていたのに。。
幸いにもクレジットカードは別に持っていました。
そのまま会場でチケットを購入しますか?

実際にアンケートをして回答を集めると、
①諦めて帰る
②当日券を購入する
という回答が多いそうです。

同じく、1万円を追加投資するのに、
なぜ答えが変わってくるのでしょうか?
1man

お金に色はないと言われますが、
我々は個人的に、お金を分類して使っています。

無意識に勘定科目に分類しているのです。

①のケースでは、歌舞伎の観劇という遊興費で2万円を使うことになります。
さすがに歌舞伎で2万円使うとおもうと、ちょっと価値が吊り合わないと感じ
泣く泣く、歌舞伎を見ずに帰るのです。

②一方、後者のケースでは、財布を落として現金という科目では損失がありますが、
遊興費はまだ使っていないのです。だから、歌舞伎に1万円ならかけてもいいと思い
改めて追加で購入しても、遊びには1万円しか使っていないので
思い切って使えるのです。

 

お金の価値は変わらない。

そのはずですが、使う科目に応じて、心のなかで分類し
価値を上げたり下げたりしているんですね。

お金は心のなかで勘定科目ごとに整理している。

 

行動経済学、奥が深いものです。


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